相談したら最後、断れない空気で契約させられるんじゃないか——電話の手前で止まっている理由は、たいていこれです。
最初にはっきりさせておきます。無料相談は相談だけで終えてかまいません。複数の事務所に相談して比較するのが標準的な進め方で、匿名で話せる窓口も多くあります。むしろ、その場で契約を急かしてくる事務所があれば、それ自体が候補から外すサインです。
無料相談で聞かれる5つのこと
聞かれる内容は決まっています。答えられる範囲で大丈夫です。
| 聞かれること | 例 | 分からないとき |
|---|---|---|
| いまの状況 | 「半年前から帰りが遅い日が増えた」 | 時系列が曖昧でもよい |
| 相手の行動パターン | 「金曜の帰宅が特に遅い」「水曜に外出が多い」 | 「分からない」でよい。記録の付け方を教えてもらえる |
| 調査の目的 | 離婚したい/慰謝料を請求したい/事実だけ知りたい | 決まっていなくてよい。目的で調査内容が変わることの説明を受ける |
| 予算 | 「30万円まで」 | 未定でよい。相場の説明を求める |
| 希望時期 | 「来月の記念日までに」 | 未定でよい |
このうち調査費用に直結するのは相手の行動パターンです。「怪しい曜日」が絞れているほど調査時間が短くなり、総額が下がります。相談前に付けておく記録の形は浮気の証拠の集め方にまとめています。
こちらから確認する4つのこと
相談は聞かれるだけの場ではありません。次の4つを確認して、比較の材料にしてください。
- 料金の内訳 — 調査員の人数・車両費・機材費・報告書作成費が総額に含まれるか
- 追加料金が発生する条件 — 延長時の単価、深夜・遠方の扱い
- 報告書のサンプル — 裁判資料として通用する水準か(日時・場所の特定が明瞭か)
- 探偵業の届出番号 — 探偵業法上の届出の有無は最低ラインの確認
回答を渋る項目があった事務所は、その時点で比較から外して問題ありません。契約前の重要事項説明は法律上の義務なので、説明を面倒がる事務所に調査の丁寧さは期待できません。
断り方は一文でいい
比較して他社に決めた、あるいは依頼自体をやめた場合、断りの連絡は次の一文で足ります。
「検討した結果、今回は見送ることにしました。ありがとうございました。」
理由の説明は不要です。引き止められても同じ文を繰り返せば終わります。断る場面を想像して相談をためらうのは、順番が逆です。断り方が決まっていれば、相談は気軽にできます。
相談から契約・調査・報告書までの全体の流れは探偵への依頼はどう進む?で確認できます。
まとめ
- 無料相談は情報収集の手段。相談だけで終えてよく、複数社の比較が標準
- 聞かれる5項目は答えられる範囲でよい。行動パターンの記録があると費用の見積もりが現実的になる
- 料金内訳・追加条件・報告書サンプル・届出番号の4つはこちらから確認する
費用の相場観を先に持っておきたい場合は浮気調査の費用相場からどうぞ。
よくある質問
名前を言わずに相談できますか?
匿名やニックネームでの相談を受け付けている窓口は多くあります。契約段階では本人確認が必要になりますが、相談の時点で個人情報をすべて渡す必要はありません。心配なら最初に「まだ匿名で相談したい」と伝えれば十分です。
相談したことが配偶者にばれませんか?
連絡手段は指定できます。着信の時間帯を限定する、非通知やメールでやりとりする、郵送物を送らない、といった配慮は相談時に頼めます。それより注意したいのは自分のスマホの履歴で、通話履歴や検索履歴を残さない管理は自分の側で必要です。
何も証拠がない段階で相談してもいいですか?
かまいません。「怪しいと感じている段階で、何を記録しておけば調査費用を抑えられるか」を聞けるのが、早い段階で相談する一番の利点です。証拠がそろってからでないと相談できない、ということはありません。
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