結婚相手に求める条件の統計|男女とも1位は人柄。数字で見る重視項目の変化

カテゴリ: 婚活・出会い

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「みんな、相手の何を見て結婚を決めているんだろう」。自分の条件が普通なのか高望みなのか、比べる物差しがない——その物差しになるのが、国の調査です。

国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査(2021年)によると、結婚相手の条件として男女とも重視の中心は「人柄」。そのうえで、この10年の変化が2つの数字にはっきり出ています。

データ: 重視項目と、大きく動いた2つの数字

項目 数字 前回調査から
男女とも重視の中心 人柄・家事育児の能力や姿勢・仕事への理解 安定して上位
女性が男性の家事・育児の能力や姿勢を重視 70.2% 57.7%から大幅上昇
男性が女性の経済力を重視・考慮 48.2% 41.9%から上昇

出典: 第16回出生動向基本調査。

変化の意味:「条件の非対称」が両側から崩れている

かつての定型——男性は経済力を提供し、女性は家庭を担う——を前提にした条件観が、両方向から同時に崩れているのがこのデータの核心です。

  • 女性の7割が、男性に家事・育児の実行力を求める。「手伝う姿勢」ではなく「能力や姿勢」が問われる時代です
  • 男性の半数近くが、女性の経済力を考慮する。共働きが標準の家計設計では自然な変化です

つまり結婚の条件は、役割の交換から、生活の共同運営者としての適性へ移りつつあります。婚活のプロフィールで「家事は分担したい」「共働き希望」が重要情報になっている実態と、統計はきれいに一致しています。

自分の条件設計にどう使うか

この統計の実用的な使い道は、他人と比べることではなく、自分の条件リストを点検することです。

  1. 生活の共同運営」に関わる条件を上位に — 家事育児の考え方・家計の設計・働き方。データが示す時代の中心はここです
  2. 後から変えられない条件を先に — 子どもの希望・住む場所は擦り合わせが利きにくい(30代後半の婚活でも同じ原則です)
  3. 人柄は条件表に書けない — だから会って確かめる回数の設計が要る。プロフィールの条件で絞り、会って人柄を見る、の二段構えです

条件を絞った後の手段選びは婚活サービスの比較へ。

まとめ

  • 男女とも1位は人柄。家事育児70.2%・経済力48.2%という2つの上昇が時代の変化
  • 条件観は「役割の交換」から「生活の共同運営」へ
  • 統計は他人の平均。自分の条件は「生活に関与するか・後から変えられるか」で設計する

※本記事の数値は出生動向基本調査(約5年周期)の次回公表にあわせて更新します(最終更新: 2026年7月)。

よくある質問

結局、年収は見られているのでしょうか?

経済力が条件として存在するのは事実です。ただしデータが示すのは「経済力を、男女がお互いに見る時代になった」という変化で、一方だけが査定される構図ではなくなりつつあります。共働き前提の家計設計が広がった結果として、自然な変化と読めます。

人柄が1位というのは、建前ではないですか?

調査は無記名の全国標本調査で、対面の建前が働きにくい形式です。また実際の婚活の現場でも、条件で会った相手と進むかどうかを最終的に決めるのは相性・人柄の要素です。「入口は条件、決め手は人柄」という二段構えとして読むのが実態に近いと考えられます。

自分の条件が高望みかどうか、どう判断すればいいですか?

統計は他人の平均であって、あなたの条件の正解表ではありません。判断の軸は「その条件は、結婚後の生活に本当に関与するか」です。後から擦り合わせが利かない条件(子ども・住む場所・家計の考え方)を優先し、演出的な条件を削る、という整理が実用的です。