「彼氏いないの?」と聞かれるたび、自分だけが取り残されている気がしてくる。実際のところ、恋人がいる人といない人、どちらが多いのか——国の調査に、はっきりした答えがあります。
国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査(2021年)によると、未婚者(18〜34歳)のうち「恋人と交際中」は男性21.1%・女性27.8%</mark>。つまり、恋人がいない状態のほうが、男女とも明確に多数派です。
データの内訳
| 項目 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 恋人と交際中 | 21.1% | 27.8% |
| 異性との交際経験あり | 60.0% | 64.8% |
| (参考)交際を望んでいない層 | 未婚者の約3人に1人 | 同左 |
出典: 第16回出生動向基本調査。3行目は見落とされがちな事実で、「いない」の中には「今は望んでいない」が相当数含まれます。恋人がいない=出会いに失敗している、という等式は、データの上では成り立ちません。
この数字の正しい読み方
- 「恋人がいない自分は変」という前提は崩れる — 5人に4人の男性、4人に3人の女性が「いない」側です。あなたの状態は統計の中央付近にあります
- 交際経験がない人も4割前後いる — 「経験がないのは自分だけ」も、データ上は成立しません(彼氏いない歴=年齢の婚活で詳述)
- ただし「普通だから安心」で止まると、状態は変わらない — この数字は自分を責める材料を消すためのもので、待てば出会える根拠ではありません
最後の一点は、30代の出会いの記事で書いたことと同じです。職場や友人経由の「自然な出会い」が構造的に減っている以上(出会いのきっかけのデータ)、恋人が欲しいなら、出会いは自分で選んで作る時代に入っています。
数字を行動に変えるなら
「いないのが普通」と確認して安心する使い方と、「普通だからこそ、動いた人から状況が変わる」と読む使い方。この統計はどちらにも使えます。後者を選ぶ場合の手段の比較は婚活サービスの選び方にまとめています。
まとめ
- 未婚者で恋人がいるのは男性21.1%・女性27.8%。いない側が多数派
- 交際を望まない層も約3人に1人。「いない=失敗」の等式は成立しない
- 自分を責める材料としては無効。動く場合の出発点としては有効
※本記事の数値は出生動向基本調査(約5年周期)の次回公表にあわせて更新します(最終更新: 2026年7月)。
よくある質問
この数字は何歳の人を集計したものですか?
出生動向基本調査の独身者調査は、18〜34歳の未婚者を対象としています。年齢層によって割合は変わるため、詳細な年齢別の内訳は記事末尾の一次ソースから確認できます。
SNSでは皆恋人がいるように見えます。
SNSに投稿されるのは「報告したい出来事」に偏ります。交際や結婚は投稿され、何もない日常は投稿されません。目にする情報の比率と実際の比率は別物で、実際の比率がこの調査の数字です。
調査はいつのものですか?古くないですか?
第16回調査は2021年実施で、この調査は約5年周期で行われています。次回調査の公表後に本記事の数値も更新します。トレンドとして、交際中の割合はここ数回の調査で大きくは変動していません。
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